Q&A 析出硬化系ステンレスって? ステンレスではSUS630が代表的な鋼種になります。 強度・硬度・耐食性のバランスに優れています。 焼入れと比較すると、460~480℃と比較的低温の熱処理で高硬度化でき、熱処理歪み、変形、寸法変化が少ないことが特徴です。 H900相当(460~490℃)の熱処理での硬度の一例 SUS630:HRC40以上(HRC40~45程度) シリコロイA2:HRC48以上(HRC48~52程度) シリコロイXVI:HRC54以上(HRC54~58程度) 関連情報 シリコロイA2 シリコロイXVI シリコロイB2 シリコロイD ステンレスの熱処理寸法変化 関連事例 関連事例はありません。 関連Q&A 磁性はありますか? シリコロイ以外の鋼種も取り扱いできますか? シリコロイを検討する時のポイントは? 寿命とコストの考え方は? 関連タグ SUS630, シリコロイA2, シリコロイXVI, ステンレス, 析出硬化系 ページランキング 硬度換算表 SUS440C 硬度と靭性の関係 析出硬化ステンレスのメカニズム 機械的性質比較表