熱処理

特殊浸炭
Surface Modification Effect

特殊浸炭処理は「炭素固溶拡散処理」という特殊処理で、オーステナイト系ステンレスの耐食性をほとんど劣化させずに表面改質する画期的な技術です。SUS316の場合、HV800以上と窒化並みの表面硬度が得られます。

1. 特殊浸炭処理

シリコロイXVIの熱処理状態依存性
Photo.2特殊浸炭処理後の断面
特殊浸炭後の断面硬度
Fig.4特殊浸炭後の断面硬度

2. 特殊浸炭処理の熱処理状態依存性

シリコロイA2の熱処理状態依存性
Fig.5シリコロイA2の熱処理状態依存性
シリコロイXVIの熱処理状態依存性
Fig.6シリコロイXVIの熱処理状態依存性
SUS630の熱処理状態依存性
Fig.7SUS630の熱処理状態依存性
オーステナイト系および二相系ステンレスの断面硬度
Fig.8オーステナイト系および二相系ステンレスの断面硬度