腐食性 耐食性比較表 本ページは代表的なステンレスや特殊鋼の耐食性を比較検討するためにまとめたものです。腐食液と材質で分類して分かりやすくしています。詳細は各腐食液の腐食試験を御参照下さい。 1. 耐食性の一例 table.1 鋼種名 熱処理 腐食 …
腐食性 腐食液依存性 近年、様々な機械部品の使用環境の劣悪化に伴い、硬度と耐食性の機能を同時に要求されることが増えています。本ページは硬度と耐食性のバランスが分かりやすいようにまとめたものです。 硬度と耐食性のバランス 塩水噴霧試験(5.0%NaCl) 1. 硬 …
腐食性 シリコロイD シリコロイDは化学成分のひとつにSi(ケイ素)を多量に含有する高ケイ素ステンレスです。 また、オーステナイト系ステンレスで、SUS310S同等の熱間強度を有し、更にはインコネルに迫る耐高温酸化性、耐ヒートチェック性(熱衝撃性)に優れています …
腐食性 シリコロイB2 シリコロイB2は化学成分のひとつにSi(ケイ素)を多量に含有する高ケイ素ステンレスです。 シリコロイB2は二相ステンレス(オーステナイト・フェライト)で、オーステナイト系ステンレスよりも高強度で、SUS316同等以上の耐食性を有します。 ま …
腐食性 SUS430 SUS430はフェライト系ステンレスの代表的な鋼種で、耐食性、耐熱性および加工性に優れ、幅広い用途で使用されています。 一般的には18クロムステンレスと呼ばれています。基本的に焼なまし状態で使用され、金属組織はフェライトを呈しています。 化 …
腐食性 SUS316L SUS316Lはオーステナイト系ステンレスの代表的な鋼種で、耐食性、靭性、延性、加工性、溶接性に優れ、幅広い用途で使用されています。 クロムニッケル系ステンレス鋼で主成分は18%Cr-12%Ni-2.5%Mo-低C(0.03%以下)、金属組 …
腐食性 SUS304 SUS304はオーステナイト系ステンレスの代表的な鋼種で、耐食性、靭性、延性、加工性、溶接性に優れ、幅広い用途で使用されています。 クロムニッケル系ステンレス鋼で主成分18%Cr-8%Ni、金属組織は耐食性に優れるオーステナイトを呈していま …
腐食性 マルエージング鋼 マルエージング鋼は低炭素、18%Ni、Co、Mo等を多く含有する超強力鋼で強度と靭性に優れています。析出硬化型で時効硬化熱処理により硬度および強度を向上させることができます。 化学成分 熱処理特性 顕微鏡組織 耐食性 耐熱衝撃性(耐ヒートチ …
腐食性 SUS630 析出硬化系ステンレスの代表鋼で、耐食性と高強度を兼ね備えています。 SUS630は1020~1060℃の固溶化熱処理(溶体化熱処理)後に、析出硬化熱処理(時効硬化熱処理)を施し、Cu-rich相を析出させることで、高強度と高硬度を得られます …
腐食性 シリコロイXVI シリコロイXVIは化学成分のひとつにSi(ケイ素)を多量に含有する析出硬化系ステンレスで、高強度、高硬度、耐食性、耐熱性、耐摩耗性、耐焼付き性をバランスよく兼ね備え、オールラウンド性を有します。 シリコロイA2の改良鋼種で析出硬化系ステンレ …